黒木です。こんにちは!
今回は事業経営についてお話します。
不動産事業が軌道にのると、
複数の取引業者が出来てきます。
そこで、案件が出たとき、
どの業者と取引するか悩むケースも出てきます。
さて、
取引条件が同じような場合、
あなたなら既存の業者か、
将来の展望を考えて同条件を出してきた新規業者、
どちらを選ぶでしょうか?
私なら迷わずこれまで取引した
既存の業者を優先します。
ここでどちらに依頼するか迷ってしまう経営者は、
他の業者も試してみたいという好奇心や
将来への希望的展開を自分の中で
かってに想像して迷ってしまうのです。
特に、新しい業者が大手だったり、
注目度のある会社だったりすると、
となりの芝生がとても良く見えてしまうものです。
しかし、
これまで取引のある業者が
どれだけあなたの事業を助けてくれたか
まず考えてみることが大切です。
もし、
これまで何回か助けてもらったことがある業者なら、
迷わずこの業者にお願いします。
投資家は、
好奇心や期待値で動くのではなく、
確実なものを常に優先するのです。
新規開拓は新規開拓案件として別に考えます。
大手グローバル企業のように初めから、
複数の取引業者があって、
コンプライアンス的にも競合させる
必要があるなら別ですが、
そうでなければ、
あなたの事業を大切に考えてくれる
実績のある業者の優先順位を高く考えるべきです。
もし、明確な理由なく、
相手の優先順位を下げれば、
その業者もあなたの優先順位を下げるでしょう。
人はなぜか新規の企業や
自分より上の業者へ憧れて
優先順位を間違う場合があります。
しかし、
失った信用を回復させるのは至難の業です。
確実性を考慮し、
優先順位を考えることは経営者として
とても大切なことなのです。
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