黒木です、こんにちは!
少し前に観た映画「マイ・インターン」は、
仕事や人生のパートナーに
何が一番大切なのかを教えてくれる映画です。
ハイウッド映画の特徴のひとつに
強い女性が敵と戦ってみんなを守るという
ストーリーがあります。
一例をあげると、
ターミネーターやトゥームレイダース、バイオハザード。
最近のマッドマックスにも強い女性が出てきます。
一方、ヒーローといえば、筋肉ムキムキで顎が2つに割れている
主人公が活躍するストーリーがレガシーです。
では、今回の映画「マイ・インターン」の主人公はどうでしょう?
マッチョなヒーローでもなく、定年退職した初老の紳士が主人公です。
定年退職した主人公は、リタイア生活に飽きてしまい、
シニアインターンとしてIT企業へ再就職します。
ここで主人公の上司となる人は、IT起業を一人でゼロから立ち上げた
女性CEOなのです。
映画では、プライベートを犠牲にして日々ビジネスに没頭し、
周りを寄せつけないCEOと、
同僚との信頼関係を築いていく主人公が
対照的に描かれています。
そんな主人公の仕事ぶりに
CEOは人間として徐々に感心を寄せていきます。
そして、企業経営をした人ならわかると思いますが、
急成長した会社のCEOは必ずある洗礼を受けます。
このハードな洗礼を受けるとき、
主人公は紳士からCEOを守るナイトになります。
この映画では紳士とは何か?
ということが一つのテーマとなっています。
紳士とは、表面だけ女性をチヤホヤする人ではなく、
女性を守ってあげることができる
清潔で包容力があるナイトだといえます。
そのメッセージはいつもスーツ姿で背筋を伸ばし、
ヒゲを毎朝剃って、ハンカチをそっと女性に渡す姿に描かれています。
対照的に同僚の若い社員は、ヒゲを延ばして、
ネルシャツをズボンから出してどこか清潔感がなく、
口先で女性をチヤホヤすることは出来ても
女性が涙したときに渡してあげるハンカチを持参していません。
(そして、ハンカチを持っていない男性は高確立で手を洗う回数が減ります)
あなたのパートナーはあなたのためのハンカチを持っていて、
毎朝ヒゲを剃って清潔な状態であなたを守ってくれるでしょうか?
口先だけでなく、本当に助けが必要なときに守ってくれる。
そんな包容力のあるナイトに憧れてしまう映画です。
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