黒木です。
こんにちは!
映画『ラッシュ/プライドと友情』は、
多くの投資家に観ていただきたい映画です。
映画は、ニキ・ラウダと
ジェームス・ハントという2人の
F1レーサーのお話です。
2人とも一流のレーサーで、
F3からF2、F1へ昇格しましたが、
F1へ昇格する方法が実にユニークです。
ニキの実家は有名な資産家ですが、
その家業を継がずに
ニキはレースにのめり込みます。
レースに否定的な父親から
レース費用の援助を受けとることが
出来なかったため、
自ら銀行融資を取り付けて、
そのお金を持参金として
F1のレースチームに入り込みます。
つまり、
F1のシートを自分の力だけではなく、
お金の力も使って手に入れます。
融資を引いて自分で
F1のチームに入るため持参金を
用意するその姿勢に
クールなプロとしての強い決心を
見ることができます。
チーム加入後、
ニキは弱いチームのマシンを改造してタイムを上げ、
その力をチーム監督に見せつけて、
チームでF1のシートを勝ち取ります。
一方、
ライバルのジャームス・ハントは
ニキのやり方を見て、
F1好きの貴族が立ち上げたレースチームに
入りこみます。
この貴族、
レース場でシャンパンや豪華な食事を
持ち込んでパーティをしたり、
目立つことをしていましたが、
結局お金を使い過ぎで破産してしまいます。
その時の勢いだけで
派手なお金の使い方をした人の末路を
描いている点も勉強になります。
さて、
F1での実績をみれば、
ニキもジャームスも
才能あるレーサーだということがわかります。
ポイントは、
彼らはその才能を活かすために
ビジネスマンとしても有能である必要が
あったということです。
もし、お金の力を使うことがなければ、
F3やF2で終わっていたかもしれません。
資本主義社会で
自分の才能を活かして成功するためには、
その分野の特別な才能で
お金を稼ぐことを考えなければ
成功が難しいのです。
才能とお金、
この2つを合わせ持つことが少ないからこそ、
競争で優位に立てるのです。
この映画を裏側から考えれば、
才能があっても、お金がないために、
優秀な人材がどれだけ埋もれてしまったのか
ということが学べる映画でもあるのです。
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